奇跡は起こるよ何度でも

 わたしは七時間寝ないとだめらしい。すくなくとも六時間では足りない。でも六時間寝れない日がつづき、ついつい食べ過ぎ寝てしまう、つかれがぬけない。執筆がすすまない。苛立つ日がここ数日続いた。

 今日もそのサイクルで、ごはんをたべてたべすぎて、ねてしまった。

 結局かけないではないか、自分のいくじなし――そう思ってうとうとしていると、どこからともなく旋律がめぐってきた。

 「少年の日はいま」である。

 小学校の時、学年で寸劇をやった。その寸劇の劇中歌だった。一番好きな歌のひとつだ。好きな歌をあげてくれ、といわれたら、レイアースエヴァの曲もいいが、この歌と「翼をください」なのだと思っている。あ、あと今NHKでリマスター版が放映されているナディアの「ブルーウォーター」もいい。

 

 君は心に 大きなつばさ持った 白い白い鳥
 地球をつつむ青空はすべて(すべて)君のもの
 さあ(さあ)飛ぶがいい 希望という名の風にのって
 少年の日はいま 少年の日はいま 君だけのもの


 君の瞳は 果てなき未来映す 海の海の色 
 波間を超える夕陽に 心燃やせよ 
 さぁ 飛ぶがいい 試練という名の嵐に堪えて
 少年の日は今 少年の日はいま 君だけのもの
 君だけのもの 

 試練と言う名の嵐に堪えて。

 起きたら不思議に元気になっていた。自分にとって忘れ得ぬ大切なものを思い出した気がして。


[追記]っつーか、これ書いててつくづく「未来に向かって盛り上がっていこ〜(今ダメな)自分」的な歌が大好きなんだなー(苦笑)。ナデシコの「You get to burning」(松澤由美)とかも好きなんだが、そうだし。