過去を「過去」として体験する

 なんのことはない。相方がNZへ旅行している。週末はひとりなので、9年ぶりに生家の跡地へと、千葉へ。

 
 I駅に降り、新設されたというK車庫(M木市営住宅周り)行きに乗車。すぐ駅に着いたらS町行き(旧家跡地すぐ近くにいく)が着ていたのだが、ブルーリボンⅡだったのでパス。愛する究極の量産ノンステップバスと私が命名している、レインボーⅡ(千葉日野製)ノンステで、左前先頭のイスがないタイプ。

 
 K成団地の裏からC北高校を回る途中、一戸建ての緑が多い住宅地が新しくできていて吃驚。そしてK車庫のある国道十六号沿い、ドンキやら何やらができており渋滞していたので、運転手さんが「(反対車線にある)車庫に直接はいっちゃいますね〜」というや、速度を上げて車庫の中へ。これはうれしかった! 何せ車庫の中にたっぷり揃った新車たち(9年ぶり。ハート)がみれますからね! 新車は基本的にブルーリボンⅡのワンステを入れていた。

 
 帰ってみて気づいたのが、これがグローバリゼーションの影響なのか、以前はたくさんあった工場がほとんどなくなっていたことだった*1。K鬼川ゴムやその他工場がなくなり、住宅地やショッピングモールになっていた。かくいう私の旧家も、もとK崎製鉄の社員住宅だったわけで、いまは小川が流れる閑静なマンションと新築一戸建てで埋められていました。そのせいなのか、昔「幽霊階段」なるキツイ段差のある階段も、スロープになってました。ひとしきり感慨に耽って、小さい頃によく連れて行ってもらったとんかつ屋みそかつを注文。美味。


 バス好きとしてはそのまま(小学3年の時分に開通した当時は1時間に一本だった、家近くを通る、現在はラッシュ時は8本までに増便された)バスに乗り駅へいこうと思ったが、千葉に来てこれを乗らない手はなかろうと、2㌔歩いてモノレールへ。このモノレール、吊り下がっている感じのタイプで、下を見ると宙ぶらりんで怖い(でもそれがいい)。K庁前間で乗ってS町で降り、徒歩にてC駅へ。

 
 帰りは爆睡してましたが、いやー、たのしかった! 

*1:生産拠点を海外に移している、の意