幼小中連携

 勤務校でおこなってる↑のプロジェクトに参加。次の研究テーマはこれだな、とほくそえむ。

 誰もが通ってきた通路のはずなのに、いつのまにか幼稚園・小学校・中学校で「何が」「どう」学ばれているかというのは、意外に忘れ去られている。だから幼稚園→小学校、小学校→中学校間で、生徒たちはそれまでの「あたりまえ」が壊され、学校についていけなくなることがある。学び方や授業のうけかた、あるいは友人関係の作り方が、それまでと全くちがうからだ。だからこういったプロジェクトは、教師のためにも生徒のためにも、どんどん進めてほしいのだが・・・

 こういったプロジェクト、それも最後に行われたシンポジウムの熱狂ぶりの中、ふと考えてしまった。このもりあがりに半分熱狂し、半分覚めている私は何なんだろう・・・? それこそ研究テーマとはおおよそ程遠い、漠然とした問いがうかぶ。何が、どう「変わってきた」のか、実態と言説のズレとか、どうなんだろ、とか。