media-thought
こんな夜更けにメディア論かよ
(yをエンコードした)メディアxは、(観察者が)xにおいてyとデコードする
メディア論の《可能性》=《詐術》=《トリック》は、「xにおいて」のxを、x1(エンコードした物質)とx2(エンコードが行われる磁場)に分けて考えたことにあり。
あるいはこう答えてもいい。「ーにおいて」という同一性のなかに、一般に言葉の機能とされる伝達=指示機能を除いて、同一性を(人々が)どこまで織り込んでしまったか、これを緻密に分析することである、と。
参考文献:西村清和『遊びの現象学』、今井康雄『ヴァルター・ベンヤミンの教育思想』、北田暁大『〈意味〉への抗い―メディエーションの文化政治学』、鈴木一誌『ページと力―手わざ、そしてデジタル・デザイン』