採用面接官になる

 いまいる宿舎の面接官として、12名の面接をさばく。


 こんな体験って、案外いいもんです。どういう応答が評価されるのか、面接するうちに「わかる」からです。だいたい4つ大きなところとして

  • 「国際交流に興味がある」「××といったことが大切だと思う」とかっていう、いわゆるお題目を唱えるだけじゃだめ。「具体的なエピソードをひきつつ」「どうしてそのお題目なのか」といった2点が必要。
  • 金銭的な側面・ロケーションなどの条件面を率直に述べるのはよい。だが、問題はわたしたち(宿舎)において何ができるか、どう貢献できる人材か。言い換えれば何が自分の「ウリ」か、これを示せるかどうかが大事なんですよ、きっと。だから「ウリ」の部分を積極的に(分量多く、そしてこれもそれに関するエピソードを具体的に)プレゼンすべき。
  • たぶん前述した際にでてきた「具体的な」というのは、(1)面接官に対し、受験者の見てきた情景や具体的場面が想定できるような形を心がけ、かつ(2)そうしたエピソードや体験談の類が、イイタイお題目や、あるいは相手方に対する自分の「ウリ」に関係づけられていることを意味する。で、この具体性が面接においては、かなりミソなんだと思う。
  • そしてとにかく「やりたいんです!」「一生懸命やります!」というオーラを(バカになってでも、あるいは演出でもいいから)見せる。

 これが重要なんじゃないかなー、と思った。おそらくこういうのって、就職活動のとき皆でワイワイ模擬面接やったりして、身につけることなんだろうけど。


追記2/23: 最近はこんな指摘も話題になってるようで